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Special Contents 活躍を知る。若手社員のやりがい

入社4年目 / シニアコンサルタント M.K.
米国の大学を卒業後、2021年10月に入社しました。新入社員研修後はACGに所属し、実際にプロジェクトを担当しながらコンサルタントとしての基礎を学びました。シニアコンサルタントになったのを機にTSDのメンバーとなり、現在は、ACGでアサインされたグローバルSAP導入プロジェクトを引き続き手掛けています。

テックベースでビジネスに貢献する
子どもの頃から機械をいじるのが大好きで、時計などを見ると、中の構造が知りたくて、よく分解していました。どんな部品でできているんだろう、どうやって動くんだろうと不思議に思って、機械を手にすると壊したくなるんです。同時に化学にも興味があって、進路を選ぶ際は、こうした自分の関心を育み、新たな分野に触れることができる学問に挑戦したいと思い、大学では材料工学を専攻しました。
大学の研究室では、化学の細分化された分野での取り組みがメインとなっていたため、自分は何に対して、どのような貢献をしているのかが見えなくなることがありました。そこで、テックベースでビジネスに関わることができる分野はないだろうかと考えて浮かんだのが、テックコンサルタントという仕事でした。物事の全体像を捉えて仕事をしたいという思いもあり、ビジネスの上流から下流まで、あらゆる局面で関わることができるコンサルタントに魅力を感じたのです。

グローバルな環境で自分の力を試したい
私は高校まで日本のインターナショナルスクールに通い、米国の大学に進学しましたが、将来的には家族が暮らす日本で働きたいと考えていました。EYで働いてみたいと思ったのは、学生時代と同様にグローバルな環境に身を置きながら、やりがいのある仕事ができるというのが理由のひとつです。また、採用面接でお話をした方々の穏やかな人柄に触れ、安心感のある働きやすい職場ではないかと感じたのも大きな決め手となりました。
就職をするにあたって気になっていたのは、言語の問題です。私は家では韓国語、学校では英語を使っていたので、日本語よりも英語のほうが得意。あるコンサルティングファームの採用面接でその話をすると、私の弱みとして受け取られてしまいました。EYではそれを個性と捉え、不自由なことがあったらみんなで協力して助けてくれるような雰囲気を感じられました。実際に入社し、その印象は間違っていなかったと思っています。
EYに根付く「人を育てる文化」
EYでは入社すると、まずACGに所属することになります。そこで実際のプロジェクトに携わり、経験を積みながらコンサルタントとしての素養を磨くとともに、自分の関心や適性を見極めます。通常はさまざまな部署を回りながら適性を見いだしていくのですが、私の場合は初めからテック関連の分野に携わりたいという意志が明確だったため、希望に合ったプロジェクトにアサインしてもらうことができました。
私が担当したのは医療機器メーカーの大規模なグローバルSAP導入のプロジェクトで、EYオーストラリアなどグローバルチームとのコラボレーションによって遂行する案件です。初めは右も左もわからない状態。特にソフトウエアに関する専門知識を持っていないことが一番の困り事でしたが、プロジェクトメンバーが丁寧に教えてくれるので大変心強く、安心して取り組むことができました。仕事の時間外にレクチャーしてくれることもあって、EYには人を育てる文化が根付いているのだなと実感しました。
ACGで教えていただいたことは、この先、他のプロジェクトでも活用できる重要な知識や考え方ばかりで、とても密度の濃い時間を過ごすことができたと感じています。専門知識であればマニュアルのようなものを参照できますが、それをそのまま覚えるだけでは本当に体得したことにはなりません。その知識を活用できるまで理解することが大切で、ACGではそのための「考える方法」を教えてもらいました。また、マニュアルでは学べないこと──コラボレーションの方法やチームの一員としての働き方など、社会人として大切なことを吸収できたことも得難い経験でした。
9:30
クライアント会議
ミーティングで使用する資料の作成を担当しているため、事前準備を行い、会議が終わったらフィードバックに応じて資料を更新します。

11:00
個人作業
さまざまなチームからのアップデートに応じて資料を更新。わからない内容があれば、リサーチや勉強に時間を割きます。
12:00
ランチ
オフィスにいる時は、いつもチームのメンバーと一緒にランチに行きます。リラックスした時間を過ごし、しっかり休憩を取って午後の仕事に備えます。
13:00
ミーティング
チーム全員で集まり、必要な議論を進めたり、締め切りが迫っている資料を検討したりします。

15:30
個人作業
クライアントからの要望に応じた資料の作成、メールへの返信、他のチームへのフォローアップなどに費やします。
19:00
退社
朝に作成したタスクリストで残りの作業を確認し、業務を終了します。
若手にも与えられる数多くの活躍の機会
ACGを卒業してTSDに配属された後も、同じプロジェクトを継続して担当していますが、マインドセットには変化がありました。これまでは、どこか上司に認めてもらいたいという気持ちがあったような気がしますが、今は、シニアコンサルタントとしてしっかり成果を出さなければいけないと考えています。会社から与えられる役割が拡大し、クライアントとの関わりも増え、日々身が引き締まる思いです。
EYは、若手に対して多くの機会を提供し、そのサポートや教育を惜しまない風土があります。クライアントの上層部にプレゼンテーションをした際は、緊張のあまりストレスを感じることもありましたが、無事にやり遂げることができた時は、大きな達成感を得られました。同時に、まだ経験の浅い自分にこのような機会を与えてくれた会社と、プレゼンのために何度もランスルーを見てアドバイスをしてくれた上司に、感謝の気持ちでいっぱいになりました。こうした経験が自信と誇りにつながり、コンサルタントとしての盤石な基盤になっていくのだと思います。

目標は、リプレイスできないコンサルタント
わからないこと、悩んでいることがあれば、時にはチームを超えて教えてもらうことも多く、みんなで人を育てていく姿勢は、EYのパーパス(存在意義)である「Building a better working world(より良い社会の構築を目指して)」を体現していると言っていいかもしれません。私も部下を持つようになったら、リーダーシップを発揮し、これまで自分がしてもらったように、後輩にアドバイスしていけたらと思います。リプレイスできないコンサルタントになることが、今の私の目標です。
コンサルティングはチームプレーなので、その一員としてオープンマインドであることが求められます。多様な意見を柔軟に受け入れることが重要になりますが、同時に、自分の意見をしっかりと持つことも大切です。知識不足を心配されるかもしれませんが、先ほどからお伝えしている通り、丁寧に指導してくれる先輩方が多いですし、オンライン講座など学ぶためのリソースも豊富です。どのような資質、バックグラウンドの方でも、必ずそのチームにおける役割があるはずです。それを全うすることで、次につながる知識や経験が積み上がります。EYは、自分を大きく成長させることができる会社だと思っています。
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入社1〜3年目の若手コンサルタントたちが、EYへの入社を決めた理由、また入社後の研修や実際の仕事、自身で実感している成長、今後の夢などについて語ります。先輩社員のトークから、入社後のご自身やEYの社風をイメージしてみてください。